レンタカー回送ドライバーの仕事1本で生活を変えるのはほぼ不可能だろう…。

口座残高は一向に増える気配がない。

収支を考えたらそれもそのはず…。

仕事のサイクルはこんな感じだ。

■ 稼動 (経費立替でまずマイナスに)

レンタカー回送ドライバーに重くしかかる主な経費はガソリン代、高速代 (ETC) 、移動費の3つだ。

経費は現金かカードでの支払いとなり、一時立て替えることになる。

経費はおおよそ報酬の1.5～2倍見ておきたいところ。

稼働費がすげーかかるんですが…レンタカー回送ドライバーの日常

2日分の報酬が1日の稼働費になるので現金の手持ちがなければカードを切るしかない。

ETCに関してはクレジットカード払い一択。

■ 給料日とカード支払日

レギュラーワーカーの場合、カード支払日に経費が全額手元に戻っていることはほぼない。

(経費が返金されるまでに平均1週間【最短3、4日 ～ 最長14日程度】を要するので。)

となれば、報酬から補てんする他ない。

■ 先立つ経費のループにハマる

手元に残った現金は次回経費となる。

返金される経費も結局は稼働費にまわるので自由になるお金はごくわずかだ。

生活を変えたければ初期投資覚悟！

ジリジリと報酬額を増やしていくのみ！

24時間に1万5000円突っ込んで8000円稼ぐというスタンス。

徐々に稼働費を稼ぐために働いている感覚に陥ってくるが気にしたら負け！

この貴重な8000円から自動車保険料 (×回送台数分) ＋ 保証金 (事故時の積立金) が差し引かれるので振り込まれるのは7500円程度。

ここから稼動中の飲食代等を引くと24時間で実質6500円程度が利益。

個人事業主であるレンタカー回送ドライバー (請負) はここから年金、国民健康保険、所得税、住民税等を支払うことになる。

稼ぎたければ初期投資覚悟で稼働時間をめちゃくちゃ増やすしかないのだが、万が一事故やミスを犯せば一気にお金が吹っ飛ぶリスクもある。

体験してみてわかったレンタカー回送ドライバーのリスク（１）

立替え金（経費）が返って来なかった話-レンタカー回送ドライバー（請負）

こりゃあお金溜まらんわ！

そりゃあお金貯まらんよ！

この仕事は貯金額がそこそこある人か実家住み、もしくはリタイア後の趣味じゃないと続けられない高尚な仕事なのかもしれない。

そりゃあお金貯まらんよ！

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