不正し放題!?ポスティングバイトの日常
この仕事は、ひたすらポストにチラシを投函するだけの超単純作業。
正直飽きるし疲れる。
チラシは重く、歩く距離は相当なものだ。
夏は汗だく、冬は手がかじかんで上手く配れない。
手指は常にガサガサ。
地味だが意外と重労働な仕事だ。
のわりに時給、日給は高くない。
そんな背景もあってか、適当に配ったフリをしとけばバレないんじゃないか…と考える輩が一定数出てくる。
まばらに撒いてあとは捨ててしまおう、持って帰ろうといった感じだ。
一見バレなさそうだが、会社側もバカではない。
対策として、会社支給のGPS発信機で一日中履歴を取ったり、不正監視Gメンを巡回させたりしている。
そんなこんなで、不正を働く者はいずれ尻尾を掴まれる。
大抵の場合、不正マンはチラシを部屋に持ち帰るので社員がサプライズ自宅訪問をかけてくる。
突然押し入られては取り繕う時間もない。
数年チラシをため込んで、寝るスペースすらままならない状況に陥っていたベテランバイトの話は伝説として語られていた。
地道にゴミと一緒に出していたが全く減らず当の本人も困っていたらしい。
チラシを大量に捨てて住民に通報され、不正が発覚したケースもある。
当然、見つかるとポスティング会社から賠償金を請求される(元請けに不正があったことを伝えているかは不明…)。
そうなると一年くらい働きながら給料天引きで返済させられる羽目になるようだ。
毎月給料から三分の一回収されている人もいた。
◆この仕事のメリットと言えば、
●人とのコミュニケーションを取らなくてもいい
●音楽を聴きながら仕事が出来る
●ダイエットになる
くらいかなぁ…
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