交通量調査のバイトに行ったら眠くて死にそうだった
交差点で椅子に座ってカチカチとカウントするバイトに行った時のお話です。
通行人、自転車、軽四、普通車、トラック、公共バス等を分類してカチカチするだけのシンプルなお仕事。
始発で駅前に集合し、初対面の青年、おじさんと3人のグループになって指定されたポジションへ移動。
パイプ椅子を開き、分類された全てのカウンターを0にリセットして開始時刻まで待機です。
■仕事開始!
田舎の幹線道路で朝7時から夕方19時までの間ひたすらカチカチする時間が始まりました。
12時間拘束で常時2人がカウントし、2時間毎に1時間の休憩が回って来るローテーション。
これは地味で単調だ!!
めちゃくちゃ眠くなるぜ!!
(おいおい、隣のおじさんたまに寝落ちしてるし・・・。)
咳払いでおじさんを起こしつつ、私もつられて居眠りしないように内腿をつねったり弁慶の泣き所を小突いたり。
まだ1時間しか経ってねえ!!
1時間が普段の3倍くらいに感じるぜ!!
休憩に立ったおじさんからローテーションで回ってきたカウンターを見たら路線バスの数が有り得ない数になっている・・・。
(どう見ても一時間に数台しか通って無いやんけ!!)
テンパる私に
大丈夫、大丈夫!! と微笑みかける小慣れた青年。
(何が大丈夫なんだ!?)
・・・。
・・・。
暇地獄の2時間を経て1時間の休憩へ。
現場から徒歩10分くらいのガストでコーヒーを飲み時間を潰す(結局この日4回通うことに)。
休憩時間もなかなかに暇だ。
憂鬱を背負いながらまた10分かけてトボトボと現場へ戻るのでした。
■2ラウンド開始!
ふと先ほど適当な数字をたたき出していたカウンターを覗くと辻褄合った数に修正されているではないか!
(この青年、9999カウントまで回してリセットしてやがるぜ!)
・・・。
・・・。
時間とは、お金とは何か。
仕事とは、人生とは何なのか。
気づけば過ぎ行く対象物を眺めながら余裕でブラインドタッチが出来るスキルが身についていた。
カウンターがまるで体の一部になったようだ。
・・・。
・・・。
日が暮れ、ようやく待望の終了時刻がやって来た。
お、終わった。。。
これはハーフマラソンを完走した時に感じた脱力感に似た感覚。
■やっと終わった!
12時間拘束で15,000円くらい貰えたけど二度と参加しませんでした。。。
某パン屋の工場バイトくらい時間が経つのが遅かった。。。
ツイッターやってます!
この記事へのコメントはありません。