レンタカー回送マンにとって宿命とも言える傷チェック。

その中で最も難易度が高いと思われるのが夜間の飛び石チェックだ。

真夜中にフロントガラス（奥はダッシュボード）を写した画像がこちら。

ヨゴレまみれのフロントガラス。

洗車前や雨風が強い日はこの有り様である。

この中から飛び石痕を探すのはなかなか難しい…。

ライトを照らすと反射でよく見えない。

ウォッシャー液を使うとワイパーの死角部分がよりわかりづらくなって面倒なことに…。

こびりついたヨゴレが全て飛び石痕に見えてくるぜっ！

気になるポイントを爪でカリカリ。

カリカリ…。

『チッ、こびりついたヨゴレかっ！』

『チッ、虫の死骸か…』

万が一見落としがあったら………ペナルティが頭をよぎる。

カリカリ…。

《みぃーつけた…（恍惚の境地）。》

まるで妖怪。

いや、ただの不審者だ。

通報されないよう気を遣いつつ、入念にチェックをして出発。

あんなに慎重にチェックしたのに………夜が空けると見えてくる飛び石の跡…。

無情…。

“キズを指摘されませんように”と願いながら納車する日々。

なんともスッキリしない気分に襲われるのだ。

 

”気軽にドライブ気分を楽しみながらできる簡単なお仕事です” (求人広告のキャッチコピー風)

いやいや、 ”心配性、神経質な人には向かないお仕事です” だわっ！！！

ツイッターやってます！