体験してみてわかったレンタカー回送ドライバーのリスク(1)
この仕事のリスクについてじっくり考えてみた。
なんと言ってもこの仕事最大のリスクは事故。
付け加えて保険との兼ね合いも大きなリスクだ。
任意保険には都度加入させられているもののカバー範囲の関係からか(回送毎に日2000円もする保険に入ったら報酬がなくなるが…)、事故を起こせば当たり前のようにドライバーが自腹を切る前提条件になっている。
大きな事故はもちろんのこと、ちょっとぶつけて板金工場行きになったら数十万円の負担と言った具合だ。
レンタカーなので車両の休業補償が発生するのは致し方ないが、元請けは一円たりともサポートしてくれない。
すべて個人事業主であるドライバーの責任となる。
車種にもよるが、30~70万円くらいが相場らしい。
つまり、1度事故を起こせば専業で1~2ヶ月、副業ドライバーの場合数ヶ月間ただ働きになるということだ。
一回送平均2000円で大金を返済するのは至難の業。
いくら気を付けても事故を100%防ぐことは無理に等しい。ましてや寝不足での運転。
長期スパンで考えると、超絶難易度の高いゲームをやっているようなものである。
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